今後の活動につきまして

東日本大震災により、音源制作やその他業務をしていた中野のスタジオが被害に遭い、移転することになりました。
被害についてはこちら

その際、東日本大震災に伴う原発事故を踏まえ、今後の日本におけるエネルギー問題について、
電力を使って音楽を作っている我々にとっても、重大な問題であると捉え、我々に出来ることを考えました。

その結果、「電力の需要が都心に集中していること」が問題の一つであると判断したため、
制作スタジオを東京都中野区から、
火力発電と自然エネルギーのみで電力をまかなえている沖縄県沖縄市(※)へ移し、
音楽活動(その他業務も含む)を行っていくことに致しました。

(※)下記3点を以って、沖縄へ移転を決定しました。
1:原子力発電(所)を使用(所有)していない電力会社が、沖縄電力以外なかったこと
(補足―日本は現在、使用する電力会社を個人が自由に選ぶことができないため、居住区で指定された電力会社に電気料金を支払う。つまり、貢献することになる)
2:沖縄県は大企業も交通機関も少ないので、過剰な電力需要がないため、また、1995年に「非核・平和宣言」をしているため、原発は一機もなく、他県(他国)へ送電・受電することもない(不可能である)こと
3:風力発電を代表とする自然エネルギー開発に積極的に取り組む姿勢に賛同したこと

身寄りもなく、孤立無援の地で不安もありますが、
自分達の出来ることを、微力でも行動し、意志を示すべきだと思い、決断した次第です。

あわせて、今後の活動で得た収益金の一部を、自然エネルギー開発団体等へ寄付し、
支援を行なっていくことに致しました。
今後の活動については随時、こちらのサイトにてお伝え致します。

今後ともHeinrich Von Ofterdingenを宜しくお願い致します。
sugiuraからのメッセージはこちら